昨日10月23日(火)に Pioneer DJ から、rekordbox の新機能として「rekordbox lyric」がリリースされました!
(同時に rekordbox 自体も Ver. 5.4.1 がリリースされてます!)
欧米主要国ではすでにリリースされていたのですが、ようやく日本でも正式に使えるようになりました。
今回は、この「rekordbox lyric」について、速報をお送りいたします。
「rekordbox lyric」で 何ができるのか?
演奏中のトラックの歌詞をビジュアライズする(歌詞が自動的に映像化される!)という、世界初のDJツールが「rekordbox lyrics」。
「簡単に歌詞と楽曲を同期させ、ビジュアル化された歌詞を楽しめます。」とのこと。
「従来の音と音を繋ぐDJスタイルに加えて、歌詞(ことば)と歌詞(ことば)でストーリーを繋ぐ、『Storytelling DJ』という新しいDJスタイル」(カギ括弧内、共に公式HPより)が実現します。
言葉での説明よりも、公式の動画で確認してみましょう!!
がっつり、歌詞がアニメーションになってますねー。
これが、rekordbox dj の中で、楽曲の雰囲気や構成に合わせて自動生成されている(!)のですから、すごくないですか?
モーショングラフィックの色調や種類を変更することもできるそうですし、歌詞のフォントや背景の色、透過度なんかも個別にカスタマイズ可能とのこと。「rekordbox video」と併用することで、映像+歌詞にビデオ・エフェクトもかけらる、という、至れり尽くせりの機能も実装。
VJ のために別ソフトを用意するのではなくて、PCDJソフトに、これらがすべて入っちゃっているんですから、すごいですねー。
「rekordbox lyric」の 導入方法 & 価格
すでに「rekordbox dj」ライセンスを持っている場合
すべてをサブスクでまかなう「Premium Plan」
月額:1,800円(税別)で、「rekordbox lyric」に加え、根本の「rekordbox dj」の他、「rekordbox dvs」「rekordbox video」「RMX EFFECTS」といった、もろもろの機能「全部入り」で使用できるプランもあります。
くわしくは、公式HP(https://rekordbox.com/ja/products/rekordboxlyric/)で。
共同開発は COTODAMA社
上に紹介しました映像の感じ、どっかで見たことあるなー、と思ったんですが、共同開発がCOTODAMA社、ということで大納得しました。
「リリック・スピーカー」を作っているところですねー。
これ、ずいぶん前の話になりますが、二子玉の蔦谷家電さんで、実機(プロトタイプだったかな?)を見たことあるんですけど、向こうが透けてて、その上で歌詞が動く感じがけっこうキレイで、モノとして非常にラグジュアリーな逸品(笑)でした。
ここの「Lyric Sync Technology」という技術が活用されている、とのこと。
取得できる歌詞のデータは「259万曲を超える」ということなので、ありとあらゆる曲の歌詞が出てくる、という訳には行かないんでしょうけれども、、歌詞、ビジュアル込みでの音楽の楽しみ方の幅がどんどん広がって行くのは善きことですね。
「rekordbox lyric」とは 「まとめ」
- 演奏中のトラックの歌詞を自動でビジュアライズする、世界初のDJツール
- 利用するには、サブスクリプション・サービスに加入が必要
映像込みでのプレイをされている方は、導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
できることが、どんどん増えて行きますねー、rekordbox。
rekordbox 自体のVer 5.4.1.へのアップデートもお忘れなくー!!