2019年9月10日に、Pioneer DJ より rekordbox の最新ヴァージョン「5.6.1」が、前ヴァージョン「5.6.0」発表から、4ヶ月ほどで、リリースされました!
(ここしばらく、1月ごとにアップデートが続いていたので、4ヶ月ってちょっと長く感じたんですが、、4ヶ月でも、DJソフトのアップデートとしては、劇早ペースなんですよね!Pioneer DJ さんが、しっかりアップデートをしてくださるので、感覚がおかしくなる(笑)。素晴らしいっす!(泣))
今回は rekordbox 5.6.1 の変更点と、ヴァージョン・アップ方法、さらに、Beatport LINK について、ご説明もいたします。
rekordbox 5.6.1 の 変更点
Ver.5.6.1 (2019.09.10)
[機能追加]
– Beatport LINK のサービスに対応
** ストリーミングサービスのチャートがWEBページ上の順番とは異なって表示されます。[機能改善]
– Key解析、Phrase解析の精度を向上
– RB-DMX1接続時、デッキ3またはデッキ4を使用して照明をコントロールできるオプションを追加
– RB-DMX1接続時、MOOD/BANK/STROBEのボタン状態を記憶するよう変更
– XDJ-RX2接続時のパフォーマンスパッドのマッピングを改善
– CDJ-400/350/850の HID接続時に楽曲情報を表示する機能を追加
– 曲情報画面でのアーティスト / アルバムのオートコンプリート機能を改善
– 追加日カラムのソート順をインポートした順番になるように改善
– ブラウズで生じるラグを改善
– ビデオ出力ウィンドウを”rekordbox video” と名付けることにより、メインウィンドウとは区別できるよう改善
– アプリケーションのアンインストールに失敗したときにメッセージを表示するように改善[バグ修正]
– PERFORMANCEモードからEXPORTモードに変更したときに、接続しているDDJ-1000/800のジョグ表示部が変更されない問題を修正
– 一部の他社製MIDIコントローラーを認識しない問題を修正
– トラックリストやツリービューで、マウスでクリックした箇所とは別の箇所が選択される問題を修正
– スプリットスクリーン表示中にドラッグ&ドロップ操作が機能しないことがある問題を修正
– サンプラーのシーケンスが動作しなくなることがある問題を修正
– MP3ファイルににおいて特定の曲が実際の長さより短くなってしまう問題を修正
– 一部のALACファイルを再生できない問題を修正
– その他のバグの修正と安定性の向上
数々のバグの修正、安定性の向上(毎回、書いてますが、これ、何より重要!)に加え、いくつかの機能改善が行われています。
「Key解析、Phrase解析の精度を向上」は普通にありがたいですし、「追加日カラムのソート順をインポートした順番になるように改善」も、地味にちゃんと便利になったかと思います。
しかし、今回なんと言っても、最大の目玉は、ついに!前回の rekordbox 5.6.0の記事でも「予定」としてご紹介していた、サブスク・サービス「Beatport LINK」への対応がなされたことでしょう!
新時代の到来です!!
Beatport LINK とは
DJ のみなさん御用達のネットでトラックを購入できるサービス Beatport のカタログを、サブスクリプションで利用できる、ストリーミング音楽配信サービスです!
イメージとしては、Apple Music や Spotify のような、音楽サブスクリプション・サービスの DJ向けトラック専用版、といったところでしょうか。
もともと、Beatport でトラックを購入していた DJ の方は多かったと思うのですが、今回の Beatport LINK では、月額料金を支払って契約することで、約600万曲(!)を自由に使用することができるようになりました!! すごくないですか?
今回の アップデート(rekordbox 5.6.1)によって、その600万曲を、rekordbox dj で、そのままプレイできるようになったのです!
新時代の幕開け!! すごくないですか?(再び(笑))
まずは、映像でチェック!!
こちらの記事で、さらに「Beatport LINK」についてまとめました!!
ご興味のある方は、以下の記事もチェックしてみてください!!
rekordbox 5.6.1 アップデート方法
通常通り、rekordbox を立ち上げると、アップデートをうながすポップアップが立ち上がってきます。
下部の「OK」をクリック。
こちらの「開始」をクリックで更新が始まります。
あとは、表示される指示に従って進むだけでOKです!!
初めて rekordbox 5.6.1 をダウンロードするなら、こちらから
ダウンロードやインストールの方法をまとめた記事を書きましたので、今から rekordbox 5.6.0を手にしたい方は、こちらをご参考にして下さい!!
記事中に、ダウンロード元の Pioneer DJ さんのアドレスもございますので、そちらからどうぞ!!
多数のバグ修正が入っておりますので、アップデートされることを推奨でございます。
rekordbox 5.6.1 まとめ
rekordbox 5.6.1のアップデートでは、バグ修正と安定性能の向上に加え、ついにサブスクリプション・サービス「Beatport LINK」 に対応しました。
楽曲入手の方法に新たな道が開け、今後の DJ のあり方に、また大きな変化が訪れるきっかけになる、、のかもしれません。今後の動向をチェックしていきましょう。
みなさんも、ご使用中のソフトのヴァージョンが最新かご確認の上、必要でしたらアップデートしてみてください!
(使用環境によっては、最新版が正義!とはいかない(泣)こともあるにはあります。
それはそれで注意が必要ですので、事前の情報確認をお忘れなく!!)